油川獅子舞踊
油川には伝統的な「油川獅子舞踊り」があり、2021年3月から「油川獅子舞保存会」を復活させ活動を行っています。
2023年末には小学生2名参加し、2024年新春を迎えることができました。
横町の作兵衛が獅子舞の宗家弘前松森町で修行を積み、戻って村人に伝授し、安永3年(1774)氏神飛竜神前で舞った事に始まります。
五穀豊穣を祈願する行事で、「お可笑コ(おかしこ)」という先導役のもと、3匹の 獅子が踊り、地域の神社に奉納されます。
青森市には「ねぶた祭」のほかにも「獅子踊」という貴重な伝統行事があります。
かつて市内には、荒川・大別内・高田・新城・油川・駒込・宮田・新町野の8団体が活動していましたが、
近年、保存継承のための後継者育成が非常に難しく、大人組どころか少年組の後継者づくりさえままにならない状況です。